高取城

 
所在地奈良県高市郡高取町高取。近鉄壺阪駅の南東3.9Km、同じく大和上市駅の北北西4Kmで、奈良盆地の南端の標高584mの高取山の山頂部一帯。
構造急峻な山上の地形を利用して、山頂の本丸を二の丸、三の丸、壷坂口郭、吉野口郭などの多数の郭を配した広大な山城。
築城14世紀前半、南朝に属した土豪越智氏が築城したのが始まりと言われ、天正12年(1584)筒井順慶が復興し、豊臣秀長家臣の本田氏が天正から慶長にかけて近世城郭に完成させた。
城主ほか越智氏、脇坂安治、本多俊政(正武)、政武、植村家政以下植村氏14代
その他 山麓の城下町との比高差は400m以上もあり、平穏な時代には不便なため藩主をはじめ多くの家臣が山を降り、そのため城郭と城下町が離れた形態になっていた。

縄張り「現地案内図」より2015/06/25 歩行図

説明板壷坂口門跡
二の丸、三の丸間通路大手門付近
十三間多門跡三大山城(当城、岩村城備中松山城)説明板のある広場
十五間多聞跡太鼓櫓跡
城址碑本丸入口
本丸説明板高取山三角点
松ノ門跡宇陀門跡

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