和歌山城

 
所在地和歌山県和歌山市一番丁。和歌山駅の西南西1.9Km、和歌山市駅の南東1.1Kmで、紀の川の河口近くの右岸の平野の中の標高49mの虎伏山とその周囲。
構造虎伏山は2つの峰があり、それぞれの峰に天守曲輪と本丸を置き、それらの下部に二の丸、松の丸、南ノ丸、砂の丸、西の丸等で囲み、更に天守曲輪は石垣を組み、4隅を天守と隅櫓、多聞櫓で連結していた。
築城天正3年(1585)羽柴秀吉が紀州勢力を攻めるために若山城を築いたのが始まりで、その後、弟秀長の城代の支配となり整備を行った。慶長5年(1600)、浅野幸長の所領となり修築が行われた。
城主ほか豊臣秀長、秀保、桑山重晴、一晴、浅野幸長、長晟、徳川頼宣・・吉宗・・家茂、茂承
その他 徳川頼宣が入封した時、幕府から二千貫を与えられて城の拡張工事を開始したが、あまりにも大規模だったため幕府から謀反の下心を疑われ、江戸禁足20年に及んだ。
 現在、山上にある建物群は昭和33年にコンクリ−ト製で外観復元されたものである。

 2018/07/07-08に再訪問した。この時の写真はここ。

縄張り「現地案内図」より2015/06/24 歩行図

新裏坂天守曲輪
天守説明板大天守、小天守
本丸(御殿)跡表坂
岡中門跡岡口門
城址説明板岡中門跡よりの東堀
大手門藩主居館、藩庁が置かれていた二の丸跡
西堀に架かる御橋廊下西之丸庭園
切手門跡付近追廻門

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