鶴ヶ岡城

 
所在地山形県鶴岡市馬場町。鶴岡駅の南西1.6Kmで、庄内平野の赤川の支流、内川と青龍寺川に挟まれた平地。
構造本丸、二ノ丸、三の丸を同心円的に水堀と土塁を巡らし、櫓台や枡形には石垣を備えていた包括型の平城。
築城慶長8年(1603)、最上義光が古く鎌倉期より大宝寺城と呼ばれていたのを隠居城として、修復し鶴ヶ岡城とした。元和8年(1622)、酒井忠勝が庄内14万石の居城として整備拡張した。
城主ほか藤原光広・・・武藤氏、最上義光の城代、上杉景勝方直江兼続、最上義光、酒井忠勝以来酒井氏
その他廃城前には、17基の櫓、櫓門が塁上に建ち並んでいたが、今は本丸土塁と水堀が残るだけだが、国指定の史跡致道館が城址の東南に残っている。

縄張り「探訪日本の城1奥羽道」より2014/07/22 歩行図(大朝日岳登山の後)

新百間堀と慶応先端生命科学研究所二ノ丸掘
旧西田川郡役所内堀北西角
菖蒲園としている北東内堀本丸御角櫓跡
本丸渡櫓跡本丸中門跡に建つ大宝館
二ノ丸大手門跡の大鳥居城内復元図
本丸跡に建つ荘内神社国指定史跡の致道館

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