館林城

 
所在地群馬県館林市城町、尾曳町。館林駅の東1.6Kmで、城沼に接していた平地。
構造本丸、八幡郭、二の丸、三の丸は半島部に並び、沼の入江を隔てた北に尾曳郭を囲んで外郭、さらに北に総郭があり、最北に加法師郭がついた平城。
築城 この地の豪族赤井照光が享禄3年(1530)から天文元年(1532)にかけて築城した。これを徳川綱吉が修築をしたが、将軍についた後この城を継いだ子徳松丸が幼くして没するや、廃城とし破却してしまった。
 その後、宝永4年(1707)に館林に封ぜられた松平清武により、再築された。
城主ほか赤井照光、長尾顕長、北条氏規、榊原康政、松平乗寿、徳川綱吉、松平清武、太田資晴、松平氏、井上正春、秋元忠朝
その他現在、本丸、二の丸、三の丸の敷地には向井千秋記念子供科学館、市役所、文化会館などが建てられている。

縄張り「日本城郭大系4」より2012/01/13 歩行図
八幡郭の旧秋元別邸出土墓石群
本丸跡の八幡宮本丸土塁跡
三の丸千貫門跡三の丸土橋門(内側)
三の丸土橋門(外側)尾曳郭 尾曳稲荷神社
城沼総郭内にあったものを外郭に移築した田山花袋旧居

古城巡りの TOP