篠脇城(東氏の館詰城)

 
所在地岐阜県郡上市大和町牧。徳永駅の東2Kmで、栗巣川の左岸の尾根より派生した標高490mの山頂部。
構造比高170mの山頂部に、本丸、二の丸、腰郭が置かれ、これら3段の城郭を囲うように多数の竪堀が構築されていた。
築城東氏初代東胤行から築城され始め、鎌倉末期(1310頃)4代東氏村のときに完成したといわれる。
城主ほか東氏村から東常慶までの東氏
その他 応仁2年(1468)、東常縁が関東にいる間に、斎藤妙椿に城が攻め落とされが、和歌10首と引き換えに城は返されたと云われている。
 文明3年〜9年(1471-1477)、宗祇は東常縁を訪ね、古今伝授を受けた。
 天文10年(1541)東常慶は、八幡赤谷山に築城移転し、篠脇城は廃城となった。

縄張り「現地絵図板」より2013/07/09 歩行図
妙見神社近くからの篠脇城遠景東氏館跡の庭園
登り口の説明板城郭近く 大手門通り
竪堀これも竪堀
本丸裏手の説明板本丸内 篠脇霊魂堂
本丸二の丸
二の丸の下に今も残る井戸麓の明建神社の説明板

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