大垣城

 
所在地岐阜県大垣市郭町、丸の内、高砂町、御殿町。大垣駅の南々西600mの平地。
構造それぞれが水堀で囲まれた本丸、二の丸を並郭とし、それらを巡って三の丸、天神丸、袋丸、竹の丸、松の丸などの郭が外堀の内側に配置された平城だった。
築城天文4年(1535)宮川安定が創建と伝わり、永禄4年(1561)氏家直元が城郭整備、慶長元年(1596)伊藤祐盛が天守造営、その後も二の丸や隅櫓、城門が整備されてきた。
城主ほか宮川安定、織田信秀、竹腰尚光、氏家直元、池田信輝、輝政、城代(三好、木下、加藤)、一柳直末、羽柴秀勝、伊藤祐盛、福原堯、石川氏3代、松平氏2代、岡部氏2代、松平氏、戸田氏
その他 近くに関が原があり戦略上の要地だった。関ヶ原の合戦が起こるとここに、石田三成、島津義弘、小西行長らが入城し作戦会議が開かれた。
 元和6年に改築の天守閣は、昭和20年の空襲により焼失、戦後コンクリート造りで外観復元された。

縄張り「現地案内図」より2015/03/09 歩行図

城跡に建つ濃飛護国神社城西広場からの天守閣と戌亥櫓
戸田氏鉄(ウジカネ)公像本丸図
鉄門跡辰巳櫓跡
説明板本丸東面からの丑寅櫓
本丸東より天守閣説明板

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