所在地 | 神奈川県藤沢市大庭5220。辻堂駅の北々東2.6Kmで、引地川右岸の舌状台地の末端部。 |
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構造 | 城域は南北約700m、東西約40mで、比高差約30m程の急斜面と周囲の低湿地を最大の防御とし、主郭を南先端に、北に向かってU郭、V郭、外郭を配置した丘陵城郭。 |
築城 | 15世紀中頃に扇谷上杉氏が築城し、後に小田原北条氏が16世紀前葉に、大規模改修拡張を行った。 |
城主ほか | 大庭氏(?)、扇谷上杉氏、小田原北条氏 |
その他 | 平安末期に大庭の庄を本拠として興った大庭市の拠点だったと伝わるが、明らかな記録はない。 室町時代中頃、扇谷上杉定正の執事太田道灌が本格的築城を行った。その後上杉朝良のとき、北条早雲に寄って攻略され、以後北条氏の城となった。 北条氏が豊臣秀吉に滅ぼされて、廃城となったようだ。 |
縄張り「関東の名城を歩く 南関東編」より | 2017/07/02 歩行図 |
案内板 | 最南端郭 |
空濠 | 城址碑 |
Tの郭建物跡(説明板) | UV郭間の空濠の土塁 |
説明板 | V郭 |
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