新田館

 
所在地群馬県太田市世良田町3201。東武世良田駅の南西1.1Kmで、早川左岸に接し総持寺境内をも含む平地。
構造 往時は現在の数倍する地積を擁しており、南と北に東西に走る濠の痕跡を残し、昭和初頭まで土塁の残存を見ることができた。西に早川を控え、周りに堀をめぐらした豪族の館跡であること明瞭である。
築城不詳。保元2年(1157)?
城主ほか新田義重の館跡とされている。
その他 新田義重の館跡とすれば、建久4年(1193)に源頼朝が訪れたのはこことなる。また、北条高時が出雲介近連と黒沼四郎入道を遣わし、新田義貞に賦役の強要を行い、義貞が近連を捕らえ、黒沼入道を斬って梟したのもこことしている。

縄張り「日本城郭体系」より2018/02/06 歩行図
館跡の碑説明板
総持寺門前梵鐘(と説明)

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