二本松城(霞ヶ城)

 
所在地福島県二本松市郭内。二本松駅の北北東1.3Kmの標高346mの山の上。
構造中世山城に麓の居館と武家屋敷街を包み込む形で城郭をなしている。
築城奥州探題の畠山高国が1341年、この地に居館を構えた。寛永20年(1643)入封した丹羽光重が、10年掛けて城を拡張修築した。
城主ほか畠山高国(二本松氏に改称)以来12代の二本松氏、伊達、浅野、蒲生、上杉、相馬の諸大名、丹羽光重より丹羽氏11代
その他天正13年(1587)、二本松義継が伊達正宗の父輝宗を謀殺したが、翌年政宗に攻められ滅亡した。
戊辰戦争の際、二本松藩家臣のほとんどが白河等に応援に出掛けていたところを、新政府軍に攻撃を受け、老幼婦女子までもが出陣し、特に12歳から17歳までの少年隊は決死隊を作って戦ったが、全滅し城と運命を共にした。

現地案内図2007/02/10 歩行図 奥州街道歩き
知恵子抄詩碑二本松少年隊顕彰碑
追手門付近天守台
本丸跡本丸からの眺め
本丸石垣城内庭園
城内庭園三の丸広場
相生の滝箕輪門石垣
箕輪門(本来の姿を無視して造られたもの)二本松少年隊像
三の丸石垣

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