名古屋城

 
所在地愛知県名古屋市中区本丸、三の丸。名古屋駅の北東2.2Kmで、その北から西にかけて堀川が流れる平地。
構造東西約180mの正方形の空濠を巡らした本丸、その東南に二ノ丸、西北に御深井丸、その南に西ノ丸を配し、それらの外側に外濠を掘った壮大な平城。本丸の西北角に5層6階の大天守が小天守を伴って建てられている。
築城慶長12年(1607)、徳川家康が子の義直のために、廃城となっていた那古野城跡に、天下普請を命じて築城した。
城主ほか徳川義直、光友、綱誠、吉通、五郎太、継友、宗春、宗勝、宗睦、斉朝、斉荘、慶臧、慶恕、茂徳、義宣、慶勝
その他 前身の那古野城は、今川義元が室町幕府管領の斯波氏が衰えた後、侵入して現在の二ノ丸付近に「柳丸」を築き、弟氏豊を置いたのが始まり。氏豊は織田信秀に計られて逃げ、2歳の信長が城主となった。天文22年(1553)、信長は清州城に移り、城は廃城となった。
 天守閣は、昭和20年の戦火で焼失し、同36年に復興し、金鯱も73.5Kgの純金を費やして取り付けられた。

縄張り「探訪日本の城3東海道」より2012/11/22 歩行図
新御園橋付近の三の丸堀本町橋から三の丸内に入る
二の丸と二の丸堀二の丸 大手二之門(西鉄門)
西の丸・二の丸(西鉄門北)二の丸内の歩兵第6連隊の碑
本丸付近の現況案内板二の丸内の東庭園
二の丸北の水堀二の丸からの東南隅櫓
本丸と表二之門天守閣と小天守
本丸不明門深井丸の西北隅櫓(清州櫓)

古城巡りの TOP