苗木城

 
所在地岐阜県中津川市苗木。中津川駅の北西2.1Kmで、木曽川右岸の標高430mの城山の頂上部。
構造比高60mの山頂に本丸、一段下の西側に二の丸、その北に三の丸を配し、自然石や高石垣で防備されている山城。本丸には自然石を利用した天守跡が残り、櫓、多門櫓跡も多数残る規模の大きなものだった。
築城南北朝期(1331-92)に、遠山景村が岩村城の支城として築いたのが始まりで、戦国期には武田勢に対する織田方の前線となり整備されていった。
城主ほか遠山景村・・遠山直廉、友勝、友忠、森長可城代森忠政、川尻直次、遠山友政以後12代遠山氏
その他織田信長の死後、秀吉側の森長可は家康側の遠山友忠を攻め苗木城を攻略した。しかし、関ヶ原の合戦後、遠山氏は苗木城主に返り咲いた。

縄張り「パンフレット見取図」より2013/07/09 歩行図
城域入口部城郭への通路
三の丸入口三の丸櫓台
二の丸入口説明板
坂下門跡井戸跡及び本丸口門跡
武器蔵跡左よりの本丸天守跡
玄関口門跡本丸 城址碑
天守跡から恵那山、中津川市街、木曽川説明板
二の丸屋敷跡

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