松本城

 
所在地長野県松本市丸の内。松本駅の北東1Kmで、東から南にかけて女鳥羽川、西の奈良井川に囲まれた平地。
構造五層大天守の本丸を半輪郭式に二の丸が囲み、全体を三の丸が取り囲む平城で、三の丸の4箇所の門には丸馬出がついていた。
築城永正元年(1504)、信濃守護小笠原貞朝の臣、島立貞永が築き、深志城と称した。天正18年(1590)、石川数正が入城して大規模な修築を開始し、慶長2年(1597)子康長の時に完成した。
城主ほか小笠原氏、武田氏、織田氏、上杉氏、小笠原貞慶、石川数正、康長、小笠原秀政、戸田氏2代、松平直政、堀田正盛、水野氏6代、戸田氏9代
その他現存する五層六階の大天守は、北に乾小天守を配して渡櫓で連結し、後の寛永年間に、辰巳附櫓、月見櫓が築かれ連なっている。

縄張り「図解 日本の城」より2012/07/09 歩行図 (善光寺街道歩き)
大手門桝形跡松本城説明板
黒門からの天守閣縄張り図説明板
黒門正面黒門本丸側
本丸南東からの天守閣本丸広場から東、武石峰と美ヶ原王ヶ鼻
太鼓門 二の丸側二の丸御殿跡
二の丸北東角の堀二の丸からの天守閣
太鼓門 三の丸側わずかに遺っている三の丸堀

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