松江城

 
所在地島根県松江市殿町。松江駅の北西1.7Km、松江宍道湖駅の北々西1.0Kmで、宍道湖東端の北岸近くの比高25mの亀田山。
構造亀田山頂上部に本丸を置き、その南側二ノ丸が一段低く接し、東側の平地は二ノ丸下ノ段と呼ばれた。そのほか本丸周辺には腰曲輪、中曲輪、外曲輪、後曲輪が置かれ、全体を内堀が囲っており、その南側に三ノ丸が置かれていた平山城。
築城堀尾吉晴が、関ヶ原の合戦の後、慶長5年(1600)に月山富田城に入場したが、慶長12年(1607)から5年間かけて築城した。
城主ほか堀尾吉晴、忠氏、忠晴、京極忠高、[越前]松平直政、綱隆、綱近、吉透、宣維、宗衍、治郷、斉恒、斉貴、定安
その他 天守閣は、築城当時の桃山初期の特徴を持つ現存天守であるが、明治初期に米100俵を旧藩士達が納めて守ったものである。 2000年位から、二ノ丸南櫓、中櫓、太鼓櫓、埋門、中仕切門が復元されている。
 現在三ノ丸には島根県庁があり、城の北には塩見縄手という中級武家屋敷があって、小泉八雲の旧居や史料館がある。


縄張り「現地案内図」より2014/06/17 歩行図(大山登山後に見物)

大手門前の内堀大手木戸門跡からの太鼓櫓と天守閣
太鼓櫓二ノ丸下ノ段
水手門跡付近天守閣
説明板稲荷橋から塩見畷方面
小泉八雲像武家屋敷

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