国峰城

 
所在地甘楽町国峰字城。上信電鉄上州福島駅の南東5370m、標高428mの山上にある。
構造本丸、二の丸の下部に御殿平という居館跡を有する山城
築城関東管領山ノ内上杉の重鎮の小幡孫七郎憲重か?
城主ほか小幡憲重、(子)重貞、小幡図書助景純(乗取り)、重貞(奪還)。天正18年の小田原の役に、上杉景勝勢により攻略され、廃城となった。
その他 重貞は、小幡景純に城を奪われた後、武田信玄方につき、長篠の戦にも参戦したが、その後滝川一益に従った。一益去った後北条につき、小田原の役では、養子信秀、その子直之とともに小田原城に籠城した。その後信濃に浪人していたが、徳川家康に見出され、直之と共にかかえられ碓氷郡野殿で千百石を与えられた。

「群馬県古城塁址の研究 下巻」より2010/03/27 歩行図 紅葉山から
紅葉山(国峰城外堡)紅葉山からの眺め
国峰城御殿平小幡氏歴代の碑
国峰城本丸国峰城説明板
外濠跡

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