岸和田城

 
所在地大阪府岸和田市岸城町。南海電鉄岸和田駅の西700m、同蛸地蔵駅の北250mで、西面が大阪湾にほど近い平地。
構造中央に本丸、その西に二の丸を配して、それぞれを水濠で囲み、それらを西を除く三方にそれぞれ水濠で囲われた二の曲輪、三の曲輪を置いた海岸平城。
築城南北朝時代に楠木正成の一族和田氏が居館を置いたのが始まりと言われ、天正13年(1585)小出秀政が築城し、寛永17年(1640)に入封した岡部宣勝が大改築を行った。
城主ほか小出秀政以下小出氏3代、松平康重、康映、岡部宣勝以下岡部氏13代
その他 寛永期になって武備を増強したのは、御三家の和歌山の徳川頼宣に天下をねらう野心があり、それに備えて歴戦の士岡部宣勝を配し万一に備えたと云われている。
 現在本丸に立っている三層の天守は、模擬天守閣である。

縄張り「現地案内図」より2015/06/24 歩行図

本丸 隅櫓、多聞櫓と模擬天守復興多聞櫓門
模擬大天守と小天守本丸 昭和28年作庭 八陣の庭
二の丸跡犬走りが付く石垣
紀州街道が通る宿場街紀州街道説明板
百間堀 北西の角二の丸 体育館(心技館)

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