川越城(初雁城)

 
所在地埼玉県川越市郭町。本川越駅の北東1.5Km、川越駅の北北東2Kmで、新河岸川右岸の平地。
構造城の東を新河岸川に接し、本丸、二の丸、三の丸、新曲輪、外曲輪等を有する平城。
築城扇谷上杉持朝が長禄元年(1457)に、太田道真、道灌らに命じ、扇谷上杉領の北端の拠点とするために築城。
寛永16年(1639)、松平信綱が、大規模な拡張整備を行った。
城主ほか上杉持朝、顕房、政真、定正、朝良、朝興、朝定、北条氏城代、酒井重忠、徳川氏領、酒井忠利、忠勝、堀田正盛、松平信綱、輝綱、信輝、柳沢吉保、秋元喬知、喬房、喬求、凉朝、松平朝矩、直恒、直温、斉典、典則、直侯、直克、松平康英、康載
その他天文6年(1537)北条氏により攻め落とされる。
 天文15年(1546)扇谷上杉朝定は、対立していた山内上杉氏、古河公方と共に奪還を図ったが、北条軍の奇襲にあって大敗した。(川越夜戦)
 天正18年(1590)、秀吉の小田原攻めの際、前田利家らに攻められて降服した。

縄張り「現地説明板」より2012/01/25 歩行図
南大手門跡昭和42年に復元した本丸御殿
本丸御殿 家老詰所廊下本丸御殿大広間西廊下
富士見櫓跡同左説明板
天神曲輪の三芳野神社 (童謡「通りゃんせ」の歌詞発生の地)新河岸川
川越夜戦の碑のある志多町の東明寺酒井忠勝が創建した時鐘館

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