笠間城

 
所在地茨城県笠間市笠間。笠間駅の北東2.0Kmで、標高205mの佐白山の山頂部。
構造最高所に天守曲輪を置き、その西下に本丸、八幡台櫓(跡)が配置され、更にその南下に大手門、千人溜曲輪等が置かれた山城。
築城元久年間(1204-05)、藤原時朝(宇都宮氏の一族で゙、笠間氏を称した)が築城したと伝わる。
城主ほか笠間氏、蒲生氏、松平氏、小笠原氏、戸田氏、永井氏、浅野氏、井上氏、本荘氏、牧野氏
その他 佐白山正福寺と布引山徳倉寺の争いに、宇都宮頼綱が派遣した時頼が布引山の僧兵を破った後、佐白山にあった僧坊をことごとく破壊した跡に城を構えたのが笠間城であるという。
 天正18年(1590)城主笠間綱家は後北条に味方し滅びた。江戸時代次々に移封されてきた藩主のなかには播州赤穂に国替えになった浅野氏がいた。

縄張り「関東の名城を歩く 北関東編」より2015/01/20 歩行図

笠間城主下屋敷跡宍ヶ崎櫓跡付近
八幡台櫓跡と下に本丸天守登り口
天守台跡の佐志能神社天守台石垣
案内板本丸東門下
大手門跡千人溜り跡

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