神戸(カンベ)城

 
所在地三重県鈴鹿市神戸5丁目。近鉄鈴鹿市駅の南西720m、伊勢鉄道鈴鹿駅の西1kmの平地。
構造堀で囲まれた本丸を北から二の丸、三の丸、馬場などで取り囲み、全体にも外堀が囲っている平城。
築城戦国時代の1550年には、神戸氏が築いて、沢城から移っていた。
城主ほか神戸氏、一柳直盛、石川氏三代、本多忠統以降七代の本多氏
その他 神戸氏七代友盛のとき、信長軍に侵攻され、永禄11年信長の三男信孝を養子に迎え和睦した。信孝は本能寺の変後、岐阜城に移り、翌年秀吉と対立して知多半島で自刃した。
 文禄4年(1595)、天守閣は桑名城に移され、以後再建はされなかった。

縄張り「現地案内図」より2011/01/11 歩行図(伊勢街道歩行時
本丸西堀本丸南堀
本丸天守台城址碑(明治9年建立)
説明板北外堀跡 右は二の丸跡の神戸高校

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