鎌原城

 
所在地群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原654。万座・鹿沢口駅の南西1Kmで、万座川が吾妻川に合流する地点の対岸に形成された断崖の上。
構造梯郭式に築かれ、北からささ郭・本丸・二の丸・三の丸の順に並び、東北6m下に下郭がつく。三の丸と二の丸の間には弧状の堀切がある。
築城応永4年(1397)、鎌原氏の築城と伝わる。
城主ほか鎌原氏
その他 この城は岩櫃城・羽根尾城戸の攻防戦が知られている。元和元年(1615)の一国一城令により破却されるまで、鎌原氏の居城だった。鎌原氏は、滋野氏の一族で、戦国時代は武田信玄の武将となり、江戸時代には沼田城真田氏の家老だったが、沼田藩改易からは代々大笹関所の関守だった。

縄張り「現地案内図」より2018/10/02 歩行図
三の丸鎌原氏墓地
三の丸と二の丸間の堀切二の丸
本丸説明板

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