上山城(月岡城)

 
所在地山形県上山市元城内。上山温泉駅の北北東700mで、荒町川が前川に合流する付近の比高20m程の丘の上。
構造土岐氏の頃は、内外に二重の堀を巡らし、本丸には居館、三階櫓、隅櫓を置き、その下段に二の丸、北の丸を配した平山城だった。現在二の丸跡に、模擬天守閣風郷土資料館が建てられている。
築城天文4年(1535)、武衛義忠が新たに築城したと伝えられ、土岐氏の代に整備が最も進んだ。
城主ほか武衛義忠以下3代、里見氏、松平重忠、重直、蒲生忠知、鳥居忠政、土岐頼行、頼殷、金森頼トキ、松平信通以下10代の松平氏
その他元禄5年、土岐氏の転封と同時に幕命により破却された。以後は入部した領主による部分的修復にとどまり、旧に復することはなかった。

縄張り「郷土資料館パンフレット」より2013/07/12 歩行図
説明板二の丸跡に立つ天守閣風の郷土資料館
二の丸から月岡公園に向かう公園内のイザベラ・バード顕彰碑説明板
本丸跡の月岡神社 土塁跡?わずかに残っている西内堀
武家屋敷通藩校明新館跡

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