岩下城

 
所在地群馬県吾妻郡東吾妻町岩下。岩島駅の東南東1.2Kmで、吾妻川北岸の標高545m(比高約100m)の山の山頂部一帯。
構造中央の大堀切で両断された一城別郭の城で、西が本郭、東が第2郭で、本郭は西尾根上に三段の曲輪を、第二郭は北尾根に三ヶ所の堀切を設けた山城。
築城不詳。天文年間に斎藤氏が築城。
城主ほか斎藤氏、(斎藤氏家臣)富沢但馬
その他斎藤憲次が大野氏を滅ぼして岩櫃に移った時、家臣の富沢但馬をこの城に入れ、斎藤氏が没落した後、富沢氏は真田氏に従い但馬の子勘十郎は天正3年(1575)の三河長篠の合戦で討ち死にした。

縄張り「日本城郭体系」より2016/12/20 歩行図
第二郭下段堀切第二郭中段堀切
第二郭上段堀切第二郭東下の郭
第二郭中央大堀切
本郭本丸本郭秋葉神社の郭
本郭北下の郭秋葉神社郭の西下尾根の郭

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