弘前城

 
所在地青森県弘前市白銀町。弘前駅の西北西2.0Km、中央弘前駅の北西1.2Kmで、岩木川右岸近くの平地。
構造ほぼ南北に流れる岩木川と土淵川を天然の要害とし、総面積約49万uの敷地に、3重の堀を廻らし、本丸を含めて7つの郭からなり、天守閣ほか櫓八つ、城門12で固めた包括型の平城。
築城慶長15年(1610)、津軽信牧が築城開始し翌年5月にほぼ完成した。
城主ほか2代目津軽藩主津軽信牧から12代承昭までの津軽家
その他 当時4万7千石の津軽氏が大城郭を築けたのは、東に南部氏、南に最上・佐竹氏の外様勢力があったため、養女を信牧の正室として徳川一門に加え、堅固な軍事拠点とするためだったといわれる。
 当初は五層の天守閣があったが、落雷で消失し、永らくそのままであったが文化7年(1810)に三層櫓を改築して天守閣とした。

縄張り「現地パンフレット」より2013/09/01 歩行図

外濠と三の丸追手門説明版
三の丸内の広場中濠と未申櫓
二の丸東内門下乗橋からの天守閣
本丸未申櫓跡本丸の西下蓮池とうっすら岩木山裾野
本丸内二の丸丑寅櫓
中濠と北の郭賀田御門跡
四の丸からの北門春陽橋からの西濠

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