平戸城

 
所在地長崎県平戸市岩の上町。松浦鉄道たびら平戸口駅の西北西2.4Kmで、平戸島東北端部の平戸瀬戸に面して北に突き出した半島の上。
構造山上に本丸、二の丸を構え、海岸に三の丸を置いて、海を濠に見立てた平山城。
築城松浦氏30代の棟(タカシ)が、元禄17年(1704)から築城開始し、宝永4年(1707)に完成。
城主ほか松浦棟以下8代の松浦氏
その他 豊臣大名だった松浦鎮信は、慶長4年(1599)に日の岳城を現平戸城地に築城したが、慶長18年、徳川幕府からのあらぬ疑いを受けぬよう自ら焼却し、以後の藩政は御館で行った。元禄16年幕府から築城許可がおり、山鹿流兵法を用いて築城を行った。
 天守は築かれなかったが、昭和37年に本丸二階櫓跡に新造され、ニの櫓、地蔵櫓、坂櫓、乾櫓等も復興された。

縄張り「図解 日本の城」より2017/05/03 歩行図
乾櫓地蔵坂櫓
北虎口門と地蔵坂櫓北虎口門と狸櫓
沖見櫓跡の模擬天守天守からの眺め
見奏櫓説明板
縄張り古絵図護国神社からの天守閣
懐柔櫓港を挟んでの全景

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