彦根城

 
所在地滋賀県彦根市金亀町。彦根駅の北西1.1Kmの琵琶湖岸の丘の上。
構造金亀山の尾根の両端に西の丸、鐘の丸を配して、中心の本丸を守る並列式の平山城。また、琵琶湖の水を利用し、金亀山周囲から更にその外側にも屈曲の多い濠が廻らされ、主要部を守っている。
築城慶長8年(1603)、12大名の手伝い普請を受けて、井伊直政の子直継が築城に着手し、天守は1607年に出来たが、全体が完成したのは1622年。
城主ほか井伊直継、直孝、直澄、直興、直通、直恒、直治(直興再承)、直惟、直定、直▽直定(再承)、直幸、直中、直亮、直弼、直憲
その他 井伊直政が関ヶ原の合戦の功により上州箕輪城・高崎城から石田三成の遺領佐和山15万石を与えられ、東北東1.6Kmにあった佐和山城に入城したのが始まり。
 直継、病身のゆえ安中3万石に分封、庶弟直孝が継いで2代藩主となる。
 歴代藩主の内、5人が大老となり、直弼は桜田門外の変で暗殺された。

縄張り「探訪日本の城 5 北陸道」より2004/08/07 歩行図 中山道歩き
佐和山口門から多門櫓方向
天秤櫓と廊下橋
天守閣
北側よりの天守と付櫓
楽々園楽々園

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