郡上八幡城

 
所在地岐阜県郡上市八幡町柳町。郡上八幡駅の北東1.8Kmで、長良川との合流点から1.4Km上流の吉田川右岸の標高330mの尾根先端の頂上部。
構造比高100mの頂上部を本丸とした山城で、昭和8年に建造された模擬天守・隅櫓があり、西山麓に二の丸などが置かれていたが、金森藩・青山藩の時代になると、城機能は旧二の丸に移されこれを本丸とし、旧の本丸は松の丸・桜の丸などと称されていた。
築城永禄2年(1559)、遠藤盛数が築いたのが始まりで、天正16年(1588)稲葉貞通が大改修した。
城主ほか遠藤盛数、慶隆、稲葉貞通、遠藤慶隆以下5代、井上正任、正岑、金森頼トキ、頼錦、青山幸道以下7代
その他 永禄2年、遠藤盛数は主家の東常尭を攻撃し、これにより承久以来12代340年も続いた東氏は滅びた。
 山内一豊の妻千代は、遠藤盛数の娘として生まれた。
 遠藤慶隆は豊臣秀吉に疎まれて移され、八幡城には稲葉貞通が入った。関が原の合戦後、遠藤慶隆は再び八幡城主とされた。

縄張り「現地絵地図」より2013/07/09 歩行図
城山公園 山内一豊と妻千代の像城山公園隅 新本丸跡の碑
旧本丸の下 石垣旧本丸付近の眺め
説明板旧本丸から望む東殿山城跡
模擬天守隅櫓
隅櫓隅櫓付近石垣

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