足利氏館(鑁阿寺)

 
所在地栃木県足利市家富町。足利駅の北々西700mで、渡良瀬川左岸から600mほど離れた平地。
構造一重の水濠と壮大な土塁で囲まれた方形の単郭からなる中世初期形式の平地方形館。
築城平安朝末期に、足利氏の祖である源義国の子足利義康の時に、築かれたと云われている。
城主ほか足利氏
その他 建久7年(1196)、義康の子足利義兼は居館に持仏堂を建立し、鑁阿寺と発展していくことになった。その子義氏は、蔵人検非違使に任ぜられ、鎌倉幕府の枢機に参画して数次の合戦で大功をたてたが、天福2年(1234)現在の大御堂を建立した。その5代の孫足利尊氏に至って、京都に室町幕府を開いた。

縄張り「現地案内図」より2014/10/07 歩行図

足利氏館の東南角南面の水濠
南面 太鼓橋と山門左の説明板
西門(東門と同じ四脚門)北門(薬医門)
説明板鐘楼
鑁阿寺本堂左説明板
御霊屋足利尊氏像
足利学校 正門足利学校 俯瞰

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