大館館 安養寺明王院館

安養寺明王院館

 
所在地群馬県太田市安養寺町199。東武木崎駅の南西1.7Kmで、北に石田川、南に早川がそれぞれ東流している平地。
構造不詳。館跡。上武道路の事前発掘調査で、明王院の西南の一角に直角に曲がる大きな堀跡が調査された。
築城不詳。14世紀前半。
城主ほか新田義貞
その他 この安養寺は、新田義貞の法号「安養寺殿」にちなむもので、また1350年足利尊氏は新田岩松頼宥に「木崎村安養寺義貞跡」を与えている。またこれに先んじて尊氏は義貞の菩提を弔うため「安養寺殿追善料所」として長楽寺に寄進している。これらや発掘調査などから、明王院が義貞館の跡に建てられたものと推定されるに至った。

縄張り図なし
2018/02/06 歩行図
安養寺明王院 門前(左) 新田触不動尊(左)と説明板

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