明石城

 
所在地兵庫県明石市明石公園。明石駅の北400mで、東から伸びてきた低い丘陵の末端で明石川左岸の地。
構造低い丘陵の尾根に東から、東曲輪、二の丸、本丸、稲荷曲輪と連ね、その周りを平地の北の丸、三の丸、居屋敷曲輪、山里曲輪などを配した平山城。
築城元和5年(1617)、小笠原忠真が幕府に命じられて築城。
城主ほか小笠原忠真、松平庸直、光重、大久保忠敷職、松平忠国、信之、本多政利、松平直明以下10代の松平氏
その他 小笠原忠真は当初、室町時代から築かれていた現城址の西南にあった船上城にはいったが、西国大名を意識した幕府が銀千貫を補助金として与え、普請奉行も送り込むなど、また廃城となった伏見城から櫓を移築させるなど支援を行った。

縄張り「図解日本の城」より2015/06/24 歩行図

案内板天守閣の築かれることのなかった天守台
天守台からの坤(ひつじさる)櫓本丸内広場
二の丸から三の丸への下り三の丸南西角の水堀
三の丸から坤櫓(左)と巽櫓三の丸 武蔵の庭園
稲荷曲輪からの坤櫓剛ノ池

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